皆川学習会

函館から本物の「教育革命」を実現します。

人材が地域を創る

人を育てることが地域活性化の「カギ」となります。

少子・高齢化がすすみ、やがて近未来には大幅な人口減(ピーク時の半減)の時代を迎えます。その対応策は教育を充実させ、人材の育成を高度化して、多くの人材を安定して輩出することです。

現代の企業が一番求めているのは「使える人材の確保」です。

函館の全教育システムが最大限努力し、一定水準の大学へ多くの人材を送り出すならば、首都圏での人材確保のむずかしい中堅企業の支店進出や生産拠点の展開などに大きなアピールになるでしょう。

雇用の機会が確保されれば、
多くの地元出身者が住みやすい函館に戻ってくるでしょう。

北陸地方は古くから教育に力を入れ、人材の安定供給を実現したため「北陸工業地域」が形成されたのです。人を育てることが観光産業と並ぶ新しい産業の集積を実現するスタートです。経済的資源を教育の充実に集中させ、「人が育つ函館」を全国へ発信することが現在の大きな課題です。

函館から本物の「教育革命」を実現し地方再生のモデルをつくる。

真ん中で楽に北大に入ったラ・サール高。ほとんど全員難関大学やMARCH私大に合格した白百合LB。指定校推薦枠の少ない時代に実力で大きく進学実績を伸ばした遺愛特進。2/3近くが中堅国立大やMARCH私大を受験した中部高。上位2/3は国立大に合格させた市立高(東高)。全ての進学校には札幌の中堅・上位高と互角に闘った過去の経験があります。これだけ個性と多様性をもった私立高の集積都市は、地方都市のなかでは全国的に珍しいでしょう。独自の伝統を持つ公立高と多様性ある私立高が高い視点からシャープな競争のフィールドを展開していくならば、新しい時代の「教育革命」を函館から発信し、教育で伸び悩む全国の地方都市への大きな提案となるでしょう。
地方都市回復への教育革命の「社会的役割」・「歴史的意義」が明確に自覚されたとき、地域社会は想像を超える大きなエネルギーを発揮していくことになるでしょう。
今函館は街の生存をかけて本当の「教育革命」にチャレンジする時代をむかえています。